茨木市の整形外科は当院へ|健彰会(けんしょうかい)クリニック 整形外科リウマチ科茨木市の整形外科は当院へ|健彰会(けんしょうかい)クリニック 整形外科リウマチ科

大阪府茨木市総持寺台1-11 ホクセツメディカルモール1階

072-657-5055

General Shaping
整形外科

一般整形外科について

外傷(ケガ)、疾患(病気)の診療

あらゆる年齢層を診療

一般整形外科では、主に骨・関節・筋肉・神経など、運動器系の疾患を診療します。 当院では、乳幼児から成人、ご高齢者まで、あらゆる年齢層の患者様の診療をいたします。
地域の皆様の整形外科「かかりつけ医」でありたいと考えておりますので、お気軽にご相談ください。

日常生活に違和感があれば
お早めにご相談ください

関節痛や腰痛、肩こりなど、いつものことだから…と我慢してしまっていると、
まれに別の病気が潜んでいることもあります。
いつも同じ所が痛んだり、しびれ・こわばりなど、身体に違和感があったりするようなら、
まずは医師の診察を受けましょう。

主な取り扱い疾患

脊椎外科

一般整形外科

背骨の病気を治療

脊椎外科というのは、背骨の病気を手術で治すことです。背骨の病気の症状といいますと、首の痛み・肩こり・手足のしびれ・腰の痛みや坐骨神経痛といったものです。
病名としては、腰部脊柱管狭窄症・腰椎すべり症・頚椎症といったものになります。診断には単純X線検査と、時にはMRI検査が必要です。
当院では、MRI検査はできませんので、近隣の大きな病院にお願いすることになっています。
当院では手術以外の治療を、計画的に行っています。治療としましては、投薬治療や運動療法があります。また、神経ブロックが有効なものもあります。

麻酔科(ペインクリニック)

一般整形外科

痛みの治療

お薬の効かない頑固な疼痛に対して、神経ブロック等を使用して治療するのがペインクリニックです。
具体的には、坐骨神経痛に対する硬膜外ブロックを行います。
病名は腰部脊柱管狭窄症、坐骨神経痛などがあります。

小児整形外科

小児整形外科

成長過程を踏まえた治療

当院ではお子様の外傷や疾患の治療も積極的に行っております。
じっとするのが苦手であったり、骨が未熟なためレントゲン検査では詳細が分からない場合も超音波検査を併用して診察しています。お気軽にご相談ください。

子どもの整形外科の主な疾患状
  • O脚、X脚、内反足
  • 腰痛、股関節痛、成長痛
  • 小児期のスポーツ障害など

シェノー装具作成と側弯症保存療法のご案内

小児整形外科
小児整形外科

早期発見と適切な保存的介入が重要

当院では、成長期の特発性側弯症に対して、**シェノー装具(Chêneau brace)と側弯症特異的運動療法(PSSE)**を組み合わせた、国際ガイドラインに準拠した保存療法を提供しています。
側弯症の進行を予防・軽減するためには、成長期の早期発見と適切な保存的介入が重要です。当院では、**SOSORT(側弯症の保存療法を推進する国際学会)**の推奨に基づき、患者さま一人ひとりに最適な治療プランをご提案しています。

装具作成が可能な方

以下に該当する方は、当院でのシェノー装具作成の対象となります。

  • 学校検診で側弯症を指摘され、医療機関の受診を勧められた方
  • 他の医療機関で装具療法を勧められた小学生・中学生(16歳未満)
  • 月2回以上、継続的にリハビリ通院が可能な方
  • 予約時間を守って受診いただける方

装具作成の対象とならない方

以下に該当する場合、当院では装具作成を行っておりません。

  • 他の医療機関で**「早急に手術が必要」と診断されている方**
  • 16歳以上の方(装具治療の効果が期待しにくくなるため)
  • 月2回以上のリハビリ通院が困難な方
  • 予約時間を繰り返し守れない方

※これらに該当する場合、他医療機関での対応をおすすめすることがあります。

シェノー装具作製の流れ

① 医師の診察・評価 レントゲンや骨成熟度(Risser stage)などをもとに、保存療法の適応を確認します。
② 装具療法の説明・同意 装具の目的・使用方法・注意点をご説明し、患者さまとご家族の同意を得ます。
③ 採型(型取り) 身体に合った装具を作るため、3Dスキャンや写真撮影を行います。
④ 装具作製(約2〜3週間) 専門の装具士によるオーダーメイド製作を行います。
⑤ 装着・調整・使用指導 完成した装具を実際に装着し、フィット感や使用方法を確認・調整します。

ご準備いただくもの

  • 採型・装着時に適した動きやすい服装
  • 医療機関で撮影されたレントゲン画像(他院のものでも構いません)
  • 健康保険証・医療証等

装具完成までの期間

  • 採型からお渡しまで:約2〜3週間

※装具士のスケジュールや繁忙状況により前後する場合があります。

装具装着後のフォローアップ

  • 装着後1〜2週間以内:初期チェック・微調整
  • その後は3〜4ヶ月ごとに定期診察:レントゲン再評価・成長の確認
  • 成長終了まで(骨成熟まで):装具使用を継続しながら経過観察

装具の費用について

費用目安 約13万円程度

側弯症の装具は健康保険が適用されるため、いったん全額自己負担しますが、
後日保険申請することで、保険負担割合に応じて返金されます。
また、子ども医療費助成制度により子ども医療証を提示すると、自己負担額が一部または全額助成されます。

リハビリテーション

PSSE(側弯症特異的運動療法)について

当院では、シェノー装具による治療に加え、PSSE(Physiotherapeutic Scoliosis Specific Exercises)=側弯症特異的運動療法を行っています。PSSEは、側弯症の進行を防ぐことを目的とした、科学的根拠に基づく運動療法です。姿勢の再教育、体幹の筋バランスの調整、呼吸機能の改善などを通じて、日常生活の中で脊柱のアライメント(背骨の配列)を維持する力を養います。
当院のPSSEは、シュロス法およびSEAS(Scientific Exercise Approach to Scoliosis)アプローチの国際認定を取得した理学療法士が担当いたします。患者さまの年齢や側弯の状態に応じて、個別に最適化された運動プログラムを丁寧にご指導します。

ご相談・ご予約について

当院では、シェノー装具や保存療法についてのご相談は、外来受診時にのみ対応しております。
お電話やメールでの個別相談は承っておりませんので、あらかじめご了承ください。
ご相談をご希望の方は、外来受診のご予約をお願いいたします。

湿潤療法

一般整形外科

きれいに早く治す

以前は傷口は消毒して乾燥させることが望ましいとされており、ガーゼを当てることが一般的でした。
最近では傷口を乾燥させることにより、皮下の脂肪組織が壊死すること(これがかさぶたです)がわかり、傷口を覆って湿潤環境を保つことできれいに早く治せることが可能となりました。
当院でも湿潤療法に取り組んでおります。

膝・腰・頚の痛み

一般整形外科

膝の痛み

膝の怪我や加齢により膝の軟骨や骨の破壊が進んだ、「変形性膝関節症」は、30代、40代以降の人に多く発症し、特に50歳以上の女性に多く症状が出ています。
歩いたりしゃがんだり、階段の上り下り等の日常動作を行う時に痛みを感じます。
代表的な治療法としてはヒアルロン酸関節内注射、運動による治療、薬による治療、手術による治療がありますが、運動による治療がほとんどの膝の痛みに効果的です。
ストレッチやウォーキングなど、無理しない程度に毎日続けることが重要です。

腰の痛み

腰痛は痛みの中でも最もポピュラーで、いわゆるぎっくり腰のような急性のものでは、
痛み止めの内服やシップ、温熱療法、コルセットなどで落ち着きます。
それ以外の長期化する腰痛の方はレントゲンやMRI検査が必要となります。
腰痛椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症が代表的なものですが、
特に所見が重症でない限り、日常の姿勢や生活上の注意をすることが重要です。

頚(くび)の痛み

首が痛い場合、変形性頚椎症、頚椎後縦靭帯骨化症、頚椎症性神経根症、頚椎椎間板ヘルニア、
頚椎捻挫のような病気が考えられます。
首の痛みはその原因によって治療方法が異なります。
正しい治療をするためにも、首の痛みを感じたら整形外科を受診しましょう。

外傷一般(打撲・捻挫・骨折など)

一般整形外科

打撲について

身体を打って痛めることでおきます。打撲による主な損傷部位は皮下組織と筋肉です。
顔面や頭部、胸、腹、骨盤腔の打撲の場合、重要な臓器(脳、肺、肝臓など)にも損傷がわたる場合もございますので、必ず医師による診療を行うようにしましょう。

捻挫(ねんざ)について

関節と関節周囲の軟骨、靭帯、腱が痛むことでおきます。
許容範囲を超えた捻りの動作によりおきる外傷です。
多くは患部が腫れ上がり、痛み、熱を感じます。

骨折について

症状としては、骨折部位の激しい痛み、腫れ、場合により内出血、外出血などがあります。
また、痛めた部位の骨をゆっくり押してみて、強い痛みがあれば骨折が疑われます。
完全に骨が折れているときだけでなく、ひびが入ったときも痛みがあります。
当院では、超音波骨折治療器を使用した治療が可能です。

脱臼について

骨と骨を繋ぐ可動部関節が外れてしまい、異常位置で留まってしまうことでおきます。
脱臼の症状としては、関節部の痛み、腫れ、変形、正常に部位を動かす事ができないなどがあります。
もし、脱臼症状となった場合は、早期に元の位置に戻す事が大切です。
元の位置に戻すのが遅れると、全身麻酔による手術が必要となることもあります。

挫創(ざそう)について

いわゆる「すり傷」や「切り傷」のことです。傷から出血、皮下出血の場合は腫れることがあります。
大きな血管が損傷を受けると、血行障害から組織の壊死を起こすこともあります。
傷から細菌が入って感染することもあります。

五十肩

一般整形外科

発症前から原因があります

「腕が上がらない」「肩が痛くて目が覚める」「背中が洗えない」なんでも五十肩で片付けていませんか?五十肩はその発症前にすでに原因があります。
最も多い原因は「腱板周囲炎」と言う、肩関節の運動を担っている筋肉や腱の炎症です。
まずはレントゲンで関節の変形や石灰沈着がないか、また必要に応じて超音波診断装置(関節エコー)で腱板の状態を確認します。
湿布やリハビリだけで良いのか、関節への注射が必要なのか、更に詳しい検査が必要なのか判断し、早期診断することで治療するだけでなく予防することも可能です。