理学療法士 渡邉 萌

患者さんのコミュニケーションを大切にし、トレーニングのプランを考えるのが私の仕事

先生が診察・診断した患者さんにリハビリテーションを行うのが私たち理学療法士の仕事です。骨折やケガをした患者さんに対して、痛みを軽減できるように様々な工夫をします。リスクが高い患者さんに対して先生から「これはしないでください」という風に指示をされた場合を除いて、患者さんの状態を自分で評価をして、それに合わせて必要なトレーニングのプランを考えていきます。患者さんは、一人ひとり年齢も違いますし、目標にしていることも違います。それぞれの目標に合わせたトレーニングを行いますが、中には負担が掛かるようなトレーニングをして頂くことあります。そのためにも、患者さんとのコミュニケーションが不可欠です。最初の問診では、今の状態に至るまでのプロセスを聞かないとその人の状態がわかりません。これまでの状態を可能な限り正確に把握することがリハビリの第一歩目です。目標設定が難しい場合もありますが、必要性を伝えることで、患者さんが徐々に理解して行ってくれます。簡単なことから始めて、それが習慣づけられると少し難しいことに移行して行くようにしています。

当院で勤め、自分の関与で良くなる患者さんから頂く「良くなったわ」と喜ばれる実感

7年前からこのクリニックで働いています。はじめは先輩たちからいろいろと勉強させて頂きました。それが積み重なり、自分の成長機会となり、長く勤めているのだと思います。このクリニックに勤めようと思ったのは、スポーツに関わる治療をしていたことがそもそもの動機です。以前は総合病院で勤めており、そこでは手術後のリハビリが中心で、私がそれほど関与しなくてもある程度は回復するケースが多かったです。しかし、当院で勤めてからは自分の関与により良くなっていくことが実感でき、患者さんから「良くなったわ」と声をかけてもらうと喜んでもらっていることも実感できます。また、ただ、何をして良くなったかを考えるようにしています。何回か介入するとその時に行ったことはカルテに書いてありますが、それを再度検証し、良くなっている理由を評価し、良くなる確率の高いリハビリを実践しています。

どんなリハビリを目指すのか、一緒に働くスタッフと高め合っていきたい

外来のクリニックの患者さんは治療のプロセスにおいて日常的に通ってもらわないと治療ができません。せっかく通院されているのに、何の変化もないと患者さん自身、努力をするモチベーションは下がることもあります。私たちの仕事で大切なのは、少しでも変化があれば患者さんにそれを伝えて、勇気づけて、一日でも早く回復できるように、同じ目標を共有することだと考えています。患者さんのモチベーションが下がり、通わなくなり、回復がどんどん遅れていくのは何としても避けたいと常々考えています。実際に、前進していることや良い変化を伝えた上で家での課題を伝えるようにした時は、次回の通院時には努力の結果を共有することが多いです。私はこうして働いていますが、これから入職する理学療法士の方々とどんなリハビリを目指しているのかをお互い知り合い、向上し合っていきたいと思います。

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